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新年のご挨拶(2020年)

2020年講師研修会より

株式会社グローバルテクノ 代表取締役社長 砂川 清榮 経歴

皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年は、平成最後の時代で、元号も令和に変わりました。今年は令和になって初めて新年を迎えることになります。私たちのほとんどが生まれた昭和時代は、さらに遠き昭和となった感がします。

株式会社グローバルテクノの前身は、平成元年に法人設立されましたが、実はこの年は、昭和の最後の年、昭和64年でもありました。このように考えると株式会社グローバルテクノは、3世代の元号にわたって、健全なるビジネスを展開してきたことになります。昨今、会社の平均寿命が20年を切るといわれている中で、今年も無事に新年会・勉強会を開催することができましたことを、皆様に感謝申し上げます。また、新年を迎える喜びを皆様とともに分かち合いたいと思います。

株式会社グローバルテクノの業績は、昨年度は、増収増益となりました。今年度も、引き続き10%程度の成長を目指しています。今年度は、食品安全マネジメント協会、JFSB認定の監査員研修コース、JFSBのA/Bスキームの認証業務に参入します。また、国家資格である厚生労働省認定のキャリアコンサルタント養成コースの認可申請及び、関連講座の開講も準備しております。

一方、関連会社の認証機関である国際システム審査株式会社の昨年度の売上げは、QMS、EMSの新規規格へ移行の反動もあり、設立以来、初めての減収・減益となりましたが、目標の営業利益は堅持しております。今年は、伸びしろのある情報セキュリティ(ISO 27001)、労働安全衛生規格(ISO 45001)の認証を新たな柱として、成長することを期待しています。

少子高齢化時代になり、政府が推し進めている「働き方改革」により、日本の社会は大きく変わりつつあります。「60歳還暦退職」、引退して「年金暮らし」という夢の言葉は、最早、通用する時代ではなくなりました。人口減少が続く日本においては、60歳は退職年齢ではなくなり、健康であれば、まだまだ活躍できる時代が待っています。

本日、新年会に参加の皆様に配布した「人生100年時代(池村邦夫著)」は、「チャレンジ精神」がキーワードとなっています。「チャレンジ精神」は私たちの人生、会社の創業ともオーバーラップする言葉です。私たち世代にも、夢と希望と勇気を与える書籍ですので、是非一読をお勧めします。

私たちの業界では、60歳代の審査員・講師は「若い」と表現します。健康であれば現役としてもまだ、20年以上も社会の役に立つことができるのですから、この世界では「60歳は若い」のです。古希70歳はベテラン講師、ベテラン審査員の「入り口」です。健康維持に努めれば、まだまだ活躍できる年齢であり、喜寿77歳、傘寿80歳を超えて、活躍可能な職業です。お互いにチャレンジ精神を持って「頭と体」の健康維持に努めましょう。

最後に、「青春とは心の若さである。信念と希望に溢れる勇気に満ちて日に新たなる活動をする限り、青春は永遠にその人のものである」との魔法の言葉を思い起こし、私の新年の挨拶とします。ご静聴ありがとうございました。