新年のご挨拶(2011年)
2011年講師研修会より
皆様、明けましておめでとうございます。この世は諸行無常であり、常に新陳代謝がおこなわれています。
当社の品質マニュアルと運用マニュアルを一元化し、業務プロセス中心での書き直しが完了しました。したがって、品質方針・目標展開は特別に展開するのではなく、各プロセスの中でおこないます。それぞれの業務プロセスの正しいインプットでもって正しいアウトプット、即ち、期待される成果物を適宜に出すことでQCD(品質、コスト、納期)の目標自体が達成されます。各プロセスでPDCAをまわしながら改善していくことで、プロセスの品質目標を達成していきます。このことは、経営目標達成のための強力な援護射撃となります。言い換えれば、品質の目標は、日常業務の中で、目標をしっかり持って仕事をする考え方に置き代えていきます。最初から正しく、終わりまで正しく、即ち後工程によい品質の即ち正しい情報を適宜に効率よく間違いなく提供することに尽きます。
これまで、私は、景気の沈滞、市場の飽和を言い訳に売り上げの右肩下がりに対して仕方なく容認してきたふしがありましたが、今年は、なんとしてもこの傾向を逆転させるべく全社員一丸となって取り組む覚悟であります。
今年はグローバルテクノにとって、大きな変革の年となります。私は経営者の役割として、今年は特に事業の目的を考え、目標の設定、経営戦略の策定、経営の意思決定を行うことを強力に押し進めることにしました。当社の経営方針の下、環境変化に対応する組織構造の構築と維持、改善を行うこともあわせて推し進めていきます。
そのために、経営目標の一環として営業目標は、各コースとも、昨年比に比べて10%の受講生の増加を掲げました。社員の皆様一人ひとりが取り組んでもらいたいのは、各コースごとの営業目標の計画と達成です。経営の重要な指標として売上高、利益率などがあります。売上高は当社の場合、受講料と集客数、利益率は固定費とセミナー運営コストなどの変動費が大きくかかわってきます。売上高を最大に、経費を最少にすることが経営の法則です。全ての社員、先生方、関係者一人ひとりが、協力することで営業目標を達成できます。グローバルテクノは、今後とも講師の皆様方のご支援とご協力の下で質の高い研修業務をお客様に提供するために、既存の研修業務プロセスの改善、効率化を通して取り組んでいきます。
グローバルテクノは、経営方針と品質方針を次のように定め実践しております。
【経営方針】
1. 法規制を順守し、社会機関、人的機関、経済機関としての役割を担います。
2. 社会に貢献できる健全なる組織体として事業の継続的発展に努めます。
3. 人間性、能力の向上に努め、常に改善を心がけ質の高い仕事をします。
【品質方針】
1. 社会・組織が求める人材の育成のために研修コースを開発し提供していきます。
2. 研修目的を達成するために適格な講師陣・運営スタッフを確保、カリキュラム・教材の充実、質向上を目指して改善を図ります。
3. 顧客志向経営を軸に利害関係者から寄せられる苦情などに適切かつ迅速に対応します。
4. ISO9001のマネジメントシステムを活用して、ISO研修業界でリーダー的地位の確保・維持を目指します。
昨年にも増して、皆様方の更なるご支援と御協力よろしくお願いいたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。