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新年のご挨拶(2014年)

2014年講師研修会より

株式会社グローバルテクノ 代表取締役社長 砂川 清榮 経歴

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

本日は、お忙しい中、遠路はるばる恒例の勉強会・新年会にお越しいただきまして誠にありがとうございます。勉強会を開催するに当たって一言ご挨拶申し上げます。

私事ではありますが、私、砂川は、還暦を迎えたのは最近のような気がしますが、月日の立つのは早いもので、今年は、数え年で、70歳となります。

孔子は70歳代を「従心」といい、詩人杜甫は「古希」表現しています。論語では、「心の欲するままに従い、矩を越えず」といい、 杜甫の詩では「人生70年、古来希なり」とうたっています。

さて、毎月、グローバルテクノグループ、即ち、グローバルテクノ、融合経営、国際システム審査では、決まったテーマで、自主的な勉強を行っています。今年は、稲盛経営の「経営の原点12か条」と私がまとめた「一言集集約」を勉強会の資料にします。この機会を利用して、一月の社内勉強会資料の一部、第4週目の勉強会資料を皆様方パートナーにご紹介し、考え方を共有したいと思います。

第4回(1月第4週):「当社の経営理念・経営方針で幸福な人生を送ろう」

当社の経営理念は、全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、併せて人類社会への貢献をしていくことであります。人間の幸福とは、人間の本能を充足するための物質的・金銭的欲望の充足の追求だけで達成することはできません。経営陣、従業員共に心の成長が伴って初めてよい結果となっていくことと思います。日々の仕事の中で、また生きるために努力していく過程を通して精進し、仕事を通して人間として成長することで幸福が実感できるようになることが大切です。

私たちの経営の目的の一つは、法人として従業員として、公明正大に利益を追求し国家・社会の財源の根源である税金を納めることができることです。「教育・勤労・納税」は日本人としての三大義務といわれます。国民としての義務を常に果たすことは立派な社会貢献と考えます。私たちは、さらに精進し、それ以外の社会貢献活動に寄与することができるような知力・体力のある法人を目指しています。全社員が日々切磋琢磨し「人間性・能力の向上」に努めて仕事の成果をあげ続けていくことです。それが会社の持続的成長・発展を推進します。このように「善循環」することで、私たちの経営理念を持続的に達成することが可能となり、幸福な人生を送ることができると信じています。

渋沢榮一は、明治時代に活躍し500社あまりの会社の創業・設立に関与し、日本の近代経営の基礎をつくりました。その著書「論語とそろばん」で「仁義道徳と経済活動で利益を追求する」のは矛盾するものではないとしています。自分の得意のことを十分に発揮し、正々堂々と利益を追求し、周りの人や、社会のために役立とうとする人生観を「客観的人生観」と名づけて、近代日本のビジネス界の礎を築きました。「士・農・工・商」の時代にあって、これまで金儲けは一番卑しい職業とみなされてきた社会のありかた・考え方を変え、ビジネス界の発展に大きく寄与しました。

社会の全ての事象を自分個人のためだけの利益になるように利用する生き方、即ち、自分勝手な利己・功利主義の塊の生き方を「主観的人生観」といいます。これと相対するのが、「客観的人生観」です。人生で、最も大切なことは何かと聞かれたことにたいして孔子は、「それは、恕か、己の欲せざることを人に施すこと無かれ」といっています。「忠恕」即ち「誠実と思いやり」の心を大事にする生き方でなければ、幸福な人生は送れないといっているわけです。

以上、勉強会の資料の一部をご紹介して私の新年のご挨拶とさせていただきました。ご清聴ありがとうございました。

「経営の12か条」とは、
第1条:事業の目的・意義を明確にする。
第2条:具体的な目標を立てる
第3条:強烈な願望を心に抱く
第4条:誰にも負けない努力をする
第5条:売上げは最大限に、経費は最小限に
第6条:値決めは経営
第7条:経営は強い意志で決まる
第8条:燃える闘魂
第9条:勇気をもって事に当たる
第10条:常に創造的な仕事を行う
第11条:思いやりの心で誠実に
第12条:常に明るく前向きで、夢と希望を抱いて、率直な心で経営することです。