新年のご挨拶（2021年）

2021年講師研修会より

皆様、あけましておめでとうございます。

今年は2021年、もう令和三年の丑年となりました。平素は、当社の事業の発展・ご支援にご協力いただきありがとうございます。

COVID-19パンデミックは、新年早々、収束どころか世界各国を制覇する勢いで拡大しております。 弊社は、マネジメントシステム人材育成の集合教育、コンサルティング事業が主体で、密接・密集・密閉の典型的な3蜜事業のため、 コロナ禍の影響をもろに受ける業界であり、その影響は甚大なものです。しかし、弊社は事業運営に十分な内部留保を確保しているため、 このような状況が数年続いたとしても事業継続に支障はありません。

昨年は、4月～6月開催のセミナーが中止に追い込まれ、集合研修は、壊滅的で売り上げがない状況でした。 反面、コロナ禍対応で余儀なく始めたオンラインセミナーは、私の予想に反して比較的好調に推移しています。 私たちは、全国から社員・講師の皆様が一同に集まって講師研修会・新年会を行い、普段とはちょっと違うご馳走で新年を祝し新年度に向けての事業方針を共有し、 抱負を語り合う機会を持つのが恒例ですが、今年は新型コロナ感染防止策の一環として、3密を避けてのオンラインでの開催となりました。

弊社事業の性格上、コロナ禍で売上げ激減は防ぐことはできませんでしたが、新しい研修方式を併用しながらの事業継続を行っております。 既存のISO研修を始めとして、昨年JFSから認定をいただいた食品HACCP監査事業、厚労省認定のキャリアコンサルタント資格研修事業も、 今年後半から軌道に乗ってくるものと期待しております。引き続き今年も、既存の集合研修とITCを活用したオンラインセミナー開催を併用しながらの事業経営をしていくことになりますが、 今後ともよろしくお願い申し上げます。

昨年4月、5月の最初の緊急事態宣言中は、一筋の光も見えないまったく暗闇の中での暗中模索状態での発出でした。 やっと回復の兆しが見えたかと思いきや、予想をはるかに超える感染拡大で、新年早々、1月7日には政府による2度目の緊急事態宣言の発出です。 しかし、今回は、トンネルの向こうに、一筋の光が見えます。希望というワクチンの光です。 たとえゆっくりであってもトンネルの中を歩み続ければ、何とかなるので安心して前へ進みなさいという希望の光が見えています。

私は、日本の国民一人一人が、細心の注意を払いながらお互いに感染しないように乗り切れば、その後は、明るい希望の光が差し込んで来ると信じています。 マスコミで報道されているように、昨年12月後半から英国、米国、ロシア、中国などでワクチン開発ができ、欧米ではワクチン接種が始まっています。 日本でも、夏のオリンピック開催までには、一般国民にもワクチン接種がいきわたることを期待しております。