先日2021年10月27日(水)、東京国際展示場にて開催された展示会フードセーフティジャパンにセミナーのパネリストとして私が登壇致しました。
その時にある聴講者の方から『JFS-A/B適合証明取得に取り組む時に一番の課題はどのようなことがあるのでしょうか?』と質問を受けました。
そこで、もう少しこうお伝えしておけばよかったなという反省点を踏まえて今回のブログに代えてお話をさせて頂きます。
まず、前提としてISOなどの国際認証規格の認証取得をなされる組織と比較した場合、JFS-A/Bの適合証明取得をされる組織は規模が小さいことが多いです。極端にいえば、ISO=大中規模組織、JFS-A/B=中小規模組織と置き換えることができます(もちろん100%ということではないです)。
するとJFS-A/Bを求める組織は社長が1代で築き上げたり、従業員数が一桁ということもよくあります。
当然ながらそのような組織では社長が直接指示を出していてルールも社長の頭の中にしかないということになるのです。
そのようなケースでは社長が中心となって生産業務を行っていて、もし万が一社長に何かあった場合、替えが利かず生産体制がストップしてしまうという風になりかねません。
JFS-A/Bでは、最低限の文書化を求めており、“誰が作業を行ったとしても同じ手順で業務が行える体制を整える”ことで食品安全の水準を維持するという目的もあります。
要約しますと、中小企業でよくある懸念事項としては、特にHACCP(製造工程図やハザード分析など)の手順やルールの見える化がなされていないことがあるかと存じます。
ただ、プラスに考えるとハード面に関しての要求事項はありませんので設備投資費用などが基本的には発生しない点はメリットではないでしょうか。
最後に食品衛生に関するサービスについてご案内をさせていただきます。
◆グローバルテクノでの食品安全に関する取り組み
①SNS、ブログでの情報発信
TwitterやFACEBOOKでは最新情報をお届け、ブログは月に1回を目標に更新いたします。
②HACCP/JFS無料説明会
2022年もほぼ毎月開催いたします。
【お申込ページ】
└https://gtc.co.jp/semn/jfs/ms_jfs.html
③JFS-A/B監査
当社はJFSM認定の監査会社です。最下部のメールアドレスよりご相談・お見積りください。
④食品安全に係る各種研修
【ISO22000関連研修】
https://gtc.co.jp/semn/iso20000/
【JFS-A/Bセミナー】
https://gtc.co.jp/semn/jfs/
今後も皆様のお役に立てるような情報を書いていきたいと思います。
グローバルテクノでは、従業員数5名の町工房事業者様から同100名近い水産事業者様まで幅広くJFS-B監査サポートを行っております。規格の性質上、コンサルティングも含めてワンストップのサービスをご提供することも可能となっています。
“参考に見積書を取得したい”“情報だけでも取っておきたい”等、歓迎いたします。
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担当;濱田 メールアドレス:audit@gtc.co.jp