2021年6月にHACCP制度化が完全施行となります。
もし6月以降に当制度化に対応していない場合、程度によっては営業停止などの行政処分が科せられる可能性があります。
また、事業拡大のため販路開拓する際も、コンビニチェーンや大手食品流通メーカーは食品安全規格JFS-B以上の取得を条件に取引に応じるケースもございます。
当ブログではHACCPとJFS規格に着目してご案内いたします。
ブログ2回目となる今回は21年6月に完全施行となるHACCPの生誕から今日に至る歴史を取り上げたいと思います。
◆HACCP基準の発明
HACCPは、実は宇宙食に由来されていることをご存じでしょうか?
今日のHACCPは、1960代の宇宙開発、アポロ計画の中で、米軍と大手食品製造会社が共同開発した、食品の安全性を確保する方法が後のCodex委員会が示すHACCPガイドラインの基礎になっています。
宇宙に向かうためには当然食品もひじょうに安全なものでないといけないと考えるのはごく自然なことだったんですね。
◆日本伝達
1975に河端俊治という方によって「危害分析重要管理点」として初めて日本に紹介されました。この時点で米国に遅れること約10年です。この差は今も縮まっていないといわれています。
その後、総合衛生管理製造過程通称マルソウといわれる、HACCPを組み込んだ食品安全認証制度やISO22000が普及していくことになりますが、取り組みが複雑な側面や当然ながら要求事項に則した設備投資の必要性も持ち合わせております。
HACCP制度化はどちらかというと普及を促進することを目的とした、企業規模や業種に即した取り組みやすさを含むと考えられています。
◆各国でのHACCP義務付け
他の国はどこまでHACCPが進んでいるのかをみていきましょう。
米国では1997年から、お隣韓国では2012年~、台湾はもっと早く2003年からHACCPを義務付けています。
これらの国に食品を輸出する際は当然ながら日本以上のグレードの高い食品衛生レベルを要求されることが予想されます。
シンプルに仕上げてみましたが今回もいかがだったでしょうか?
最後に食品衛生に関するサービスについてご案内をさせていただきます。
◆グローバルテクノでの食品安全に関する取り組み
①SNS、ブログ
Twitterでは週1回以上最新情報をお届け、ブログは月に1回以上のペースで更新いたします。
②HACCP/JFS無料説明会
毎月開催いたします。
【お申込ページ】
└https://gtc.co.jp/semn/jfs/ms_jfs.html
③JFS-A/B監査
グローバルテクノは食品安全マネジメント協会と契約した監査会社です。最下部のメールアドレスよりご相談・お見積りください。
今後も皆様のお役に立てるような情報を書いていきたいと思います。
④各種セミナー
公開コース、企業内セミナー、それぞれオンライン対応可能なコースも多く、各種取り揃えております。
内容も、食品安全マネジメントシステム審査員研修コースからJFS-A/B基礎解説コースまで幅広く取り揃えております。
└ISO22000セミナー https://gtc.co.jp/semn/iso22000/
└JFSセミナー https://gtc.co.jp/semn/jfs/
グローバルテクノでは、従業員数5名の町工房事業者様から同100名近い水産事業者様まで幅広くJFS-B監査サポートを行っております。規格の性質上、コンサルティングも含めてワンストップのサービスをご提供することも可能となっています。
“参考に見積書を取得したい”“情報だけでも取っておきたい”等、歓迎いたします。
お問い合わせは以下までお気軽にどうぞ!
担当;濱田 メールアドレス:audit@gtc.co.jp